昼の常神半島の大ソテツ

総論

訪問日 2024年2月24日
魔界度 
アクセスのしやすさ 

どうも、夜の魔界探検部 部長のかとうです。
今回は福井県若狭町の常神半島(つねがみはんとう)に行ってきました。

常神半島には樹齢1000年を超える大ソテツがあり、それを見に行く小旅行です。

場所

常神半島の大ソテツはこの位置。今回はここを目的地に旅します。

アクセスについては、決して悪くはありませんが、車がほぼ必須の場所になります。公共交通機関のアクセスは悪し。
京都市内から車で二時間くらい。
京都市からのアクセスは、国道162号線を北上し小浜経由でいくルートもありますが、鯖街道(国道364号線)を北上するのが最短です。

国道364号は京都市内から大原・朽木をぬけ、道中熊川宿という宿場町を通ります。

熊川宿に到達したあたりでちょうどお昼ご飯の時間になりましたので、熊川宿のとなりにあるSaba Cafeで鯖サンドを食べました。

鯖サンドを食べた後は、そのまま三方五湖まで到達。

三方五湖ではレインボーラインを通ります。
かつてはレインボーラインは有料道路だったが、現在は無料開放されています。代わりに山頂の駐車場で入場料を取っていますね。

↓ここは有料の山頂駐車場の一つ手前にある無料の駐車場。


レインボーライン下ってからはすぐに常神半島入ります。

雰囲気

常神半島の先っちょに到着すると100台ちかく停められそうな大きな駐車場があります。
そこに駐車したら、あとは徒歩で大ソテツに向かいます。大ソテツまでは徒歩5分くらい。
駐車場からテトラポッドと海を臨む。

常神半島のさきっちょは昔ながらの漁師町です。

岸壁では海草や様々な干物を作っている。

まん丸のオレンジブイ

大ソテツへの入口には大きな看板。

路地裏に入っていきます。秘境感が出てきた。

奥に入っていきます。このへんはそてつやだったり、そてつの家といった、大ソテツにちなんだ名前の宿がいっぱいあります。建物は昭和感があふれています。今も営業している宿はいくつかある様子です。

何度も塗りなおされても、潮風で傷んでいるペイント。

ところどころにソテツの案内板があります。細い路地を奥に入っていきます。
まるで昭和で時間が止まったような空間。

古い消火器とホース収納庫

さらに奥に行ってきます。
↓この写真の右側奥に写っている建物の手前を右に曲がります。ずっと奥まで行ってしまうと行きすぎなので注意。

ずっと奥まで行ってしまうとこんな路地道。ここまでくると行きすぎ。
↓この右手の建物の裏庭が大ソテツ。

裏庭に大ソテツがあるこの建物は、元民宿だった様子。いまは営業していないっぽい。

大ソテツが現れました。樹齢1000年以上とされ、日本海側での北限といわれている大ソテツです。植栽されたものか自生したものかは定かではないとのこと。

一説には1300年の樹齢とも。そうだとしたら、このソテツが苗木だったころはまだ奈良時代か飛鳥時代あたりだったということですね。

青い空にそびえたつ大ソテツ。

大ソテツは関係ないけど、こんな感じの潮風にやられてやれた感じの室外機なども被写体として好みです。大ソテツの家の室外機ですね。

おわりに

常神半島の大ソテツを見た後は、また半島を戻り、三方五湖の湖畔にある福井県年縞博物館に。
ここはかなりきれいに整えられています。

年縞博物館に併設されているカフェ縞(しま)のチーズケーキを食べて休憩。
とても美味。コーヒーによく合う。

以上が福井の常神半島旅行の記録です。
京都からさっと行ってこれる海として、小浜や三方五湖のあたりは大好きです。

とくに常神半島は昔ながらの漁師町の雰囲気が色濃く残った場所ですので、みなさんも一度いってみてください。