夜の山王神社

総論

訪問日 2023年11月21日
魔界度 
アクセスのしやすさ 

どうも、夜の魔界探検部 部長のかとうです。
今回は京都市右京区の西院にある山王神社に行ってきました。
閑静な街中にある神社なので魔界度は低し。楠の大木が見どころ。

きれいに整備されて手入れが行き届いた、地元の人に愛される神社です。

場所

阪急西院駅からは徒歩15~20分くらい。結構歩く。
地下鉄東西線の西大路御池のほうが近いです。西大路大池から行く場合は、10分くらい。
島津製作所の西側の細い路地を行ったところにあります。
車を停めるところどころか、自転車も停めるところはありません。

雰囲気

大きさは東西に20~30mくらい、南北に30~40mくらいのこぢんまりした神社です。
鳥居の手前の左側と鳥居のすぐ右側に大きな楠があります。
入口には由来を記した看板が。


鳥居をくぐったところからの景観はこんな感じ。
中央に神楽殿がある。神楽殿の左にも楠があって、山王楠の札がかかっている。入口の鳥居の左右にあった楠も立派であったが、樹齢700年といわれる山王楠はこの神楽殿の左にあるやつのことなのかもしれない。

700年前というと鎌倉時代末期。京都には六波羅探題が置かれていた時代からずっと京都の時代の移り変わりを見てきた大木です。

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入ってすぐ右手には手水場。
手水の作法も看板にしっかり書いてある。

手水は井戸なのだろうか。

境内に摂社末社は三つ。お福稲荷神社と、赤山神社、若宮神社の三つです。
向かって左にあるのがお福稲荷神社。提灯に明かりがともっている。

稲荷神社の神使、きつね

中央部奥の拝殿

夫婦岩。
この神社が安産、子授け、夫婦円満の神社といわれる由縁。

拝殿の右側奥には、赤山神社、若宮神社が並んでいる。

狛犬をアップで。

入口の鳥居と楠。

おわりに

今回は市街地のど真ん中に鎮座する巨大な楠に囲まれた山王神社を訪問しました。
鎌倉時代から動乱の京都を生き抜いてきた楠の威風堂々とした姿と鳥居の取り合わせはなかなか撮影しがいのあるスポットでした。

地下鉄東西線の西大路御池駅からもさほど遠くないので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。